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【教師のバトン】スクールサポートスタッフ(教員業務支援員)で感じた、子供との関わり方と親ガチャ

親ガチャは隠し切れない。小学校の不満も隠し切れない。

小学校で働くと民間では見えない景色が見える。


 
こんにちは、黒塚アキラ(@kurozuka_akira)です。今回は久しぶりにスクールサポートスタッフの話題です。ちなみに2023年はスクサポの仕事はやりません(笑)もしまた受かったら記事投稿を控えるところでした。あぶないあぶない。
 

2023年も働き方と自分の仕事について考えてまいります。特に今年の目標は「ブロガー兼YouTuber」として全うしていく所存です。読者・視聴者の皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、先日動画投稿について記事を寄稿いたしました。動画もブログもどちらも諦めない!小学校の仕事は諦めたけど!(笑)

 

 

 

小学校の仕事はなかなか続けづらいけど動画やブログは全然苦も無く楽しく続けられます。やっぱり小学校の仕事(スクールサポートスタッフ/教員業務支援員)は向いてないのかも知れない…(笑)

 

寄稿した記事はこちら。

https://www.msmn.jp/kurozuka_akira/

 

給料が安いだけじゃなくて、単純に働いていて惨めでした。

 

「嫌なら辞めろ」という世間の正論もあるし辞めて正解。だけど民間よりは条件がいいからついつい毎年求人を見てしまう…。今年(昨年度)は一応履歴書は出したけど正式な応募はしませんでした。

 

 

今まで何度も記事を投稿してきて改めて振り返りますが、小学校で働いている間は割と教員から感謝されるものです。教員の業務量が圧倒的に多いからそれを少しでも減らしてくれると感謝の言葉をくれたりします。

 

 

でもそこで勘違いしてはいけないんです。感謝=大切にされているわけではない、と。それに気づくと惨めに思えますね(笑)

 

こんな薄給で頑張っても、給料も福利厚生や各種手当も充実していて家も建てて結婚出来て車も買い替えられる彼らの方が人生幸せですから。

 

 

そんな道を選ばなかったのは自分の選択なのでソレは別にいいんですけど。

 

 

学校という空間が特殊すぎて民間と隔絶された場所にある、という事実を再び思い出しました。

 

あくまで勤務条件が合ってれば学校の内部事情なんて気にしなくていい、ただのバイトだから気軽に淡々とやってればいいんだ、なんて考えながら働ければこんなに楽な場所はありません。でもそうはいかないんですよね…。

 

 

特に小学校だと児童の精神的な成長を見るのが楽しくなってきてしまうので、「仕事だけやってればいい」というのがどうしても難しい。教員になりたいわけでもないのについつい感情移入してしまいます(笑)

 

 

それで働いていくうちに薄々気づいてしまうのが、「親ガチャ」

 

家庭環境による児童の能力格差はこの時期から始まっている事実なんですよね。そこが嫌でも透けて見てしまって残酷です。あまり深く書けないけど、色んな児童を見て思ったのが「やっぱり親の知性や家の生活環境で全部決まってるんだよな~」と…。

 

 

親ガチャっていう響きが悪いのかな。毒親育ちだからこういう話題は余計過敏になりますね。自分が小学生の時は気づきにくかったけど大人になった今ならそれがはっきり可視化出来る。

 

小学校で働くのは辛いけど楽しい。でも楽しいけど色々と思い出して辛い。微妙な場所です。

 

 

勤務条件は良いけど、働くのが辛い矛盾。

 

スクールサポートスタッフや退職関連の記事は以前に何本か投稿しました。

 

 

働き方改革や仕事の話題で一生つきまとう問題ですよね。しかもスクサポを辞めたのにまたやりたくなるし(笑)民間と比べて勤務条件が良いんだよな~とつい教育委員会のHPを見てしまいます。今年は色々あってやりませんが。

 

 

スクールサポートスタッフ・退職関係はこちら。

 

 

小学校の仕事を始めたら始めたで、つい子供たちの成長に感情移入してしまいます。子供と関わりたくなってしまう時があります。数年働いたから癖になってるのかも知れないです。

 

 

そんな仕事は教員の分野だから任せておけばいいのに…って心の中で思うんですが、同じ場所にいる以上気になるよね?それともこれは私だけなのでしょうか?(笑)民間より条件は良いとはいっても学校の中では一番格下の下っ端の癖に。

 

 

別に学校のために出来ることなんて僅かだし、上から求められるほどの専門的な技術や知識があるわけでもない。

 

あれだけ理不尽な思いをしてきたのに中途半端に関わろうとするから余計モヤモヤと苦しくなっているのかも知れません。どうにか割り切って仕事しなければ、と考えたりもしていました。

 

 

自分の待遇改善の方が大事なのに、赤の他人の子供の成長に喜んでしまう(笑)

 

これは民間の職場ではなかなか無い経験なのでそこだけは唯一長所だと思います。小学校で働くのって常に矛盾と葛藤が生じるんですよ。不思議なものですね~。何の支障なくスクサポで働いている人が羨ましいです。

 

 

子供との関わり方を学んで感じた、睡眠の大切さ


 

普通に働いていたら子供たちが勉強している場面に出くわすことも無いので、今時の小学生が何を話してどんな事を考えているのか理解出来ました。

 

 

小学校で働く前は子供なんか嫌いだったのに…学校という場所、教師という人種も嫌いだったのに。まさか大人になって学校で働くことになるとは思いませんでした。

 

 

今となっては普通に出勤途中にどこかの子供が車をよく見ないで横断歩道を渡ろうとしてると自然に腕が伸びるぐらいになりましたよ。昔だったら絶対そんなことしない(笑)

 

小学校で働いた経験のおかげで真人間になれました。

 

 

当時働いているときは、児童ひとりひとりが「あの頃の自分」だと思って出来るだけ真面目な態度で接しました。

 

小学校のずっと辛かった時に今の私が先生としていてくれたら…という思いで。しかしナメられる場合もあるのでほどほどの距離感覚で。これが難しいんですけど、でも子供との関わり合いは仕事の領域を超えて自分自身の精神的な学びに繋がりました。

 

 

 

しかし時として、「もっと家でちゃんと睡眠を取らせてあげればいいのに…」と思う場面に出くわします。

 

 

近頃の子供たちがゲーム好きというのがよく分かりました。YouTube見て動画見たりTikTokやったりで。私の時代はポケモン赤だったのに(笑)すごい時代です。

 

 

睡眠を取らせてあげればいい、っていうのは単に早く寝かせれば解決というわけでもないみたいです。特に小学校ぐらいの年齢の子供は睡眠の差が日中の授業態度に露骨に出てきます。特別支援学級の子だったら更に顕著に現れます。

 

 

大人の私でも前日たっぷり寝てないと辛いのですから、子供だと更に辛いだろうなと。しかし働いていくうちに睡眠の差は家庭環境の差だと気づきました。

 

 

特にひとり親家庭だと帰宅時間が遅い→子供は学童に行くから休息がとれない(学童=体も心も休める場所ではない)→家に帰るのが遅い→ようやく晩御飯→入浴時間も遅い→寝るのが遅い…という負の連鎖に陥ってる児童がたまにいます。

 

 

でもまさか子供が親に対して「もっと睡眠を取らせる環境にしてください!」なんて発想にたどり着くわけがないし、担任の先生がせいぜい連絡帳に書くぐらいで。

 

 

決してひとり親が悪いわけではないのに、時間が経過するごとに明らかに他の子と成績状況や順位が入れ替わっていくのを見るのが心にズキッときました。

 

普段から教科書を音読させたり宿題をさせたり、家での時間の過ごし方によって成績や学校での学習意欲や態度・吸収力が全く違うのです。子どもってここまで成長速度が変わるのか…と驚かされました。

 

多分私の頃はそんなでも無かったように思う(笑)

 

 

所詮一番下の格下の人間ですから何も出来ない、自分自身だと思って子供に接しても別に専門職じゃないから何も出来ない。ただのスクサポです。出来ることなんてない。ここで愚痴るだけ。学校で働くの向いてない人間ですね。

 

 

何もできないくせに中途半端に児童に関わりたくて、でも手伝えることは何もない。私が考えるだけ無駄なのに。でも心の中では「家庭環境って本当に大切なのに見過ごされたまま時間が過ぎて成長度合いも変わっていくんだよな…」と悲しくなります。

 

 

所詮下っ端だから何も出来ない、でも見過ごせなかった。


 

よその家庭に学校が口を出せるわけないし、スクサポはスクサポで契約期間が終われば即終了です。

 

 

別に学校に爪痕残してやろうなんて思ってないけどせめて彼らには学校が最高の思い出の場所になるようにしてあげたかった。家庭環境に口を出せないし、スクサポ(もしくは学習指導員・支援員など)には限界と期限がある。

 

 

出来る限りのことをして退職に至ったのだから後悔はありません。それでもやっぱり「彼らは今年〇年生かぁ…」とふと思い出します。もしかしたら彼らは私のことなんて忘れてるかもしれないですね。いや、それでもいいんですよ。

 

 

私が小学生の頃は前の年いなくなった先生のことなんてすぐ忘れてましたし。そんなもんかぁ(笑)色々考えて不安になっていても、どうせ無駄な足掻きなのかも知れないですね。何も出来ないし向こうだって忘れてる。

 

 

へたに正義感を出しても出来ることは無い。そんなことより勤務条件の方が大事。そう気づけました。

 

 

待遇を良くしてもらおうと働きかけた結果教育委員会が予算を上げてくれたんですけど、私は諸事情で続けられなくなって退職。あと少し早く待遇が変わってくれれば良かったのに…本当に学校で働くの向いてないのかな(笑)他人の心配してる場合じゃなかった。

 

 

仕事はちゃんと頑張れたけど、どこか中途半端に終わった。

 

民間と比べて勤務条件はまあまあ良い、でも働くと一番下っ端で惨めでこき使われて、でも子供ひとりひとりの能力や個性が好きになって関わりたくなって、でも何も出来ずに契約終了

 

 

それがスクサポっていう仕事ですね。免許や資格を必要としない仕事だから私個人がモヤモヤ考えてもしょうがない事です。何も出来ません(笑)

 

 

でもいつか彼らがちゃんと正当に報われていって欲しいなと期待しています。頑張った分だけ努力や成長が報われていく世界だと思って欲しい。

 

 

家庭環境も睡眠の管理も別に何も出来ないけど、頑張った分は必ず自分の成長に繋がっているんだと彼らに言いたかったです。そういう言葉を当時小学生の自分にかけてあげたかったですね。

 

 

どうしてこんなに彼らに感情移入してしまうんでしょう。多分私自身がいちばん報われて欲しかったのかも。いろんな意味で学校で働くのって難しいですね。どちらにしても小学校で働くのは向いていない人間なんだと思います。

 

 

 

下っ端が気にするだけ無駄。でも何か他に出来ることがあったのでは…と考えたりもする。

 

ここまで記事を読んでくださってありがとうございました!


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最終更新:2024年11月26日 @ 22:20

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