不正を許してはいけない!内部告発をした結果・・・
人生の転機はある日突然やってくる。
こんにちは、黒塚アキラ(@kurozuka_akira)です。
実は、初めて就職した会社を内部告発したことがあります。
毒親から押し付けられた求人だったので、元々やる気がありませんでした。
初めての就職で、「社会とはこんなに理不尽で適当だったのか」と、ショックを受けました。
今回の話は、会社に雇われる生き方を見直したい方には重要な内容です。日本の社会って意外と不正や不条理を受け入れながら平然としています。
日本のモノづくりなんて幻想。
勤勉で真面目な日本人なんて幻想です。
その後職場を転々としましたが、結局どこに行っても同じ。こちらもあわせて読んでみてください。全部胸糞注意です(笑)
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今だからこそ言える、内緒話です。
こんな事、今だからこそ言えます。かなり昔に自分が就職していた会社を、内部告発しました。もう思い出したくない過去です(笑)世の中にブラック企業が存在している時代だからこそ、あえて発信しなければならない情報です。
残念ながらこの国では内部告発者の方が処分されるので、会社側にばれないように秘密裏に行う必要があります。報復人事なんてもってのほかですが、現在の日本社会はそれを平気でやります。
思い起こせば中学校の時も、先生に言いつけたら逆に周りからいじめられたこともありました。みんなで不正をやれば平気、バレなきゃ大丈夫の精神です。
本当は告発者側が守られるはず。ですがその風潮を変えるのは1人では出来ません。淡々と事実を告発するしかありません。
「会社が少しでも考えを変えてくれれば・・・」なんて甘い考えを当時持っていました。初めて就職した会社ですから、そんな淡い希望を持っていました。
- 一体何の為に就職したんだろう?
- 何の為に会社に入って、働かなくちゃならないんだろう?
- 就職することによって自分の人生に何のメリットがあるんだろう?
・・・と考えさせられた事件でした。ブラック企業全盛期の今だからあえて発信したいんです。もうこれ以上会社で苦しむ人が増えないでほしいんです。
最終的にはその職場を辞めるという決断も出来ますが、これらの疑問が解決することが出来ません。「働く」ということや、自分の人生についてもっと根本的なところから考え直さなくては、今後どこの会社に行っても同じ問題が起こりかねません。
内部告発しようと思った理由、その後・・・
社会人経験が浅かった頃に内部告発を計画するなんて、とんでもない社会不適合者です。普通の日本人なら、不正や不条理は黙って耐え告発もせずに淡々と働き続けこき使われるのものです。
そこを黙ってられないのは社会不適合者の何者でもないですね(笑)
もうこの頃から、社会の枠組みに当てはめられて生きる方法なんて自分に合っていないと体で理解していたのかも知れません。
就職するためには良い高校に入って良い大学(短大・専門学校)に進学して・・・と、思ってやってきたのに「社会」とはこんなに残酷なのか!あの時は絶望していました。
当時、この件について愚痴っていた友人も社会の荒波にもまれていました。「会社に火をつけようと思っていた」というぐらい目が死んでいたのを覚えています(笑)同級生はみんな苦労していたんですよね、その頃。懐かしいです。
そんな友人も皆苦労しているんだ・・・自分だけじゃないんだ・・・。少し安堵していたのを覚えています。でも愚痴る時間が過ぎたら、また会社と家を往復する日々。ストレスがたまる一方でした。
人間関係がうまくいかないこともその理由の一つでした。明らかに違反している数々の内容や、顧客を裏切っている事をこのまま見逃しながら仕事を続けられない、という変な正義感がありました。
「会社の実務内容がもっとクリーンになればもっと働きやすくなる!」「会社が良くなれば働きたくなる!」そう思いこんでいたのかも知れなかったのです。そうしなければ、「自分が人生の時間を費やしてまで会社に雇われている理由」が作れなかったからです。
ついに、内部告発を決断!
自分が行動しなければ会社は変わらない、会社の実態を外部に知らさなければ何も変わらない、これも会社のためなんだ!と自分を納得させて、労働基準監督署宛に文書を送りました。
悪い事してないのに犯罪者になっているような気分でした(笑)封筒も指紋がつかないようにしたりして。指紋なんて調べないでしょうに。もちろん無記名です。
会社にバレたら恐ろしいことになるのは目に見えていますから。どんな報復をされるかたまったもんじゃないです。不正を平気でやるのですから報復人事なんて目に見えています。
これで会社の方針が変わるか、会社が潰れるか・・・などと妄想しながら仕事を淡々と続けていました。
いつになったらアクションが起こるのか、と期待しながら毎日を送っていました。ストレスが限界に達していました。だけどそれでも会社が変わって欲しかったのです。
今思えば、自分の思い通りの「会社」になって欲しいと期待していたのかも知れません。
就職するためにたくさん勉強して資格をとってきたはずなのに。こんなに社会は不条理で残酷だったなんて・・・。今までやってきたことは無駄だったんだ・・・と思いたくなかった。現実逃避といわれても仕方ないでしょう。
1日の大半を会社で過ごし、帰ったら明日の仕事の為に寝るだけの生活を無意味に過ごし続ける事の愚かさをこれ以上味わいたくなかったんです。
告発後、それからしばらくして調査が入りました。送った手紙はきちんと届き、一応読んでくれていたようです。
その事実に一安心し、これから会社がどうなるかを社員として眺めていました。迂闊に反応すると自分が内部告発の犯人だと思われそうで、過剰な行動はしないようにしていました。
会社に立ち入り検査が来た!しかし反応は・・・
社員から「手紙が来たんだって」と聞かされても、ふーん・・・と、流しました。会社側は監査が入っている時だけおとなしくなり、隠し通していました。
当たり前の反応でしょうが・・・がっかりですね。ボロを出して欲しかった・・・(笑)監査と言わないで覆面客としてコッソリ会社に入ってくれれば判明することなのに。
これじゃあ、パトカーが走っている時だけゆっくり走っている車と同じ(笑)会社側は手紙を出したのは客側だと思っていて、まさか会社内部からだとは思っていなかったようです。
当時の会社の従業員数が少なかったので内部告発だとバレると困ります。
それでも会社は何も変わらなかった。
結局その一日だけで慎重に仕事が進んでいただけでした。根本的なことは何も改善されませんでした。内部告発しても無意味だったということです。
その瞬間、もう会社に期待するのは辞めました。無駄でした。なんとか変わってくれるんじゃないか?という期待はただの無意味な願望に過ぎないのです。
あれから何年も経過し、その会社の近くを通る時がたまにありますが、二度と職場に立ち寄ることはありません。あんな所にいた人たちと一切会話したくありません。
思い出さないように周辺は絶対通らない様にしています(笑)未だにその会社が続いているのを見ると、あれから再告発もされたりしてないのでしょう。
内部告発をやっても、特に何も変わらない日常が過ぎていきました。それが一番驚きです。結局個人が会社を変えようとしたって無駄な事なんです。それがよくわかりました。実感をしました。
内部告発から得た結論。
結論1:個人の力では会社は変わらない。
一人の力では何にもならないということを理解せざるを得なかった事件でした。自分の理想的な社会像のために、今所属している会社をあの手この手で変えようという発想が間違いでした。
今までやってきたことが報われて欲しい、そんな会社(社会)になって欲しいと考えていたのは間違いだったのでしょうか・・・?
内部告発では会社は何も方針を変えず、結局退職することになりました。(内部告発がバレたわけではないです)契約満了、と繰り返し強調されていましたが事実上のクビです。
全然仕事出来なかった人間ですし、別にやりたい業界でも無ければ毒親に無理やり勧められた求人なので、一日でも早く辞めたかったんです。だからこれはこれでラッキーです(笑)
このことがきっかけで、会社に期待しようという感情は捨て去りました。クリーンで夢のある会社(社会)になって欲しかったら、自分でやるしかないのです。
もちろん、会社によっては意見を反映してくれるのかも知れませんが・・・
少なくともあの職場に今後ポジティブな感情を持つことはありません。もう一切関わりたくありません。
もっと「個人」の力を強めなければ、何も変わらないし変えられない!そう学べたのは良かったと感じます。
結論2:「会社の世界」ではなく「自分の世界」を変えよう。
会社に期待するのを辞めた今は、自分の力を伸ばすことに集中しています。小さなことから少しずつ達成していっています。
ブログを発展させるための投資を惜しまないこと、今の環境を充実させること、自分自身に対する投資(外見・中身)を増やすことを考えています。
常に自分の人生をさらに飛躍・変化させる毎日にしたいです。会社が変わらないのだから、「自分の世界」を変えていくことに集中します。こっちの方がはるかに簡単だし、充実感も満載です(笑)
追記(2017/6/16):なぜか突然この記事が人気になっている(笑)
この記事をアップしてから1年以上経っているのですが、急に人気になって驚きました。
自分の会社に対して不満を持っている人は大勢いると思いますが、まさか「内部告発」を発信する人は数多くいません。今回はさすがに衝撃的な内容であったと思います。
やりたくない仕事をやらされるのですから、当然仕事のパフォーマンスは上がりません。仕事のための仕事はやりたくありません。「生活のための仕事」をするために生まれてきたのではありません!
給料も上がらず、待遇も改善されず、無駄に時間を浪費するだけの仕事を「仕事」とは呼べません。自分だけの働き方をいち早く見つけ、会社に雇われる人生を早急に見直す必要があります。
ここまで記事を読んでくださってありがとうございました!