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【怠惰は敵】仕組まれたスピリチュアルブームに乗っからない。世界を敵に仕立て上げるな。

「怠惰」が私達の唯一の敵。

自分の外側に「悪党」がいるわけではない。

 
色んな陰謀論やスピリチュアル理論が次から次へと生まれますが、結局、自分次第です。
 
選挙自体はじめから茶番。「不正選挙」という言葉を使うことであたかも選挙が真っ当に行われた真実であると思わせる。そして選挙がどのような結果になっても政治は全く変わらない(笑)これが茶番と言わずになんと言うでしょう。
 
 
兵庫県の知事選挙に関わるPR会社の件は…もうレベルが低すぎて…自己承認欲求に振り回されると自爆する、という良い見本になりました。私も気をつけようと思います(笑)
 
あれだけ批判されていた元知事が一転して大人気になって返り咲く、というストーリーからも読み取れるように、仕掛け次第で何とでもなるって事ですね。本当に裏で不祥事を起こしていたかどうかなんて、もう誰も気にしていません。
 
またメディア側が否定や批判の報道を始めると「まだ懲りてない、オールドメディアは敗北した!知事頑張れ!」と声高に叫ぶし、もう泥仕合ですよ(笑)
 
もう誰も過去の事件についの真偽なんか求めていないんです。完全に「オールドメディアvsSNS」の構図に酔ってしまっています。SNSが多様な年齢層にまで浸透しているのは良い事ですが、逆に「仕掛け次第で何とでもなる」というメディアの武器がネットに移動しただけという証拠になってしまいました。
 
 
 
テレビ側はもちろん裏取りなんかしていないのは誰もが気づいていることでしょう。なにかあればテレビ局のアナウンサーに謝罪させればいいと思ってるのが透けて見えるのですから、何の責任も無く報道しているのが分かります。
 
 
メディア特有の洗脳武器がSNSに移動しただけ、です。結局は。
 
YouTuberやインフルエンサーが煽れば黒が白にでもなる。白が黒にでもなる。それを証明した一件でした。今後の陰謀論・都市伝説界隈もそうなっていくでしょう。スピリチュアル業界全体が更にSNSで儲けようと企んでいるのが見えます(笑)
 
 
「仕掛け次第」で何とでもなる、のは陰謀論界隈が散々体験してきた事実です。
 
反日思想・ユダヤ人・悪魔崇拝…などなどそれっぽい単語を散りばめていくのも、将来的にネットやSNSが盛り上がっていくことを見越した計画・行動の一部なんでしょうね。
 

 


悪魔教だユダヤだのと言って、キリスト教こそが悪魔教であり、メーソンが科学を重視する新キリスト教系組織なのを隠す秘密結社の情報に価値なし!
イルミナティ陰謀論を発明したのがイエズス会士バリュエル(秘密結社の陰謀論もキリスト教製)だと言わない寸止め陰謀論者に価値なし!
秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴!
支配層には専属の占師がいるのに、感情的にオカルトを拒絶する紐付き陰謀論者に価値なし!

 
「この世界は特定の誰かが悪さをしているせいだ」、というのが陰謀論の大まかな流れです。
 
しかしよく考えたら、本当の黒幕が「犯人は私です!見て!見て!」というわけありません(笑)ユダヤが悪い、ロスチャイルドが悪い、〇〇一族が悪い…というのは設定(茶番)でしょう。
 

スピリチュアルの話に乗っかる前に、自分自身の幸せを見つけて自己肯定感を高める。

 
「支配層の支配はこれから実現されようとしている!」のではなく、「遥か昔からとっくに支配は完了している」、と考えるのが自然です。長い歴史をかけて頑張って覇権を握る、というストーリーを提供するわけありません(笑)
 
したがって特定の悪人が世界を支配して破壊活動をしているのではなく、特定の悪人を仕立て上げて国民同士で戦わせる方法を使っていると考えるべきです。だって国民を洗脳するならそっちの方が楽じゃないですか。
 
 
実際、コロナとワクチンが大きな役割を果たしたのは言うまでもないですが、しかし最終的に煽りに乗っかって国民同士で争い始めたのが悪い、ということになります。国民側がもっと賢くならないとまた意図的に憎悪茶番劇が宣伝されることになります。
 
 
 
選挙の一件でも分かる通り、特定の悪人がいるわけではありません。「利権と戦っている!知事頑張れ!」はマスコミ嫌いのSNSユーザーの脳に直撃したおかげで彼は大躍進しました。いったんバズれば事実は何でもよく、あとはストーリーがあれば勝手にSNSユーザーが仕立て上げてくれるのです。
 
もし本当に支配層がいるなら、この件で大爆笑してるでしょうね(笑)
 
 
 
昔はテレビが洗脳手段でしたが、同じ手法をSNSに移すだけでまた新たに若者が釣れるのです。事実、SNSだってそんなに裏取りしてなくて、「もういいじゃん、知事頑張れ!」になってますね。え、そんなもんでいいの?と目を疑いました(笑)
 
 
裏取りしてないテレビと、裏取りしてないSNSの戦いはまさに泥仕合
 
 
私達の敵はこういった情報に引っかかる「怠惰な心」だというのが分かります。自分の心を粗末に扱ってはなりません。分かりやすい誰かがあからさまに反発している、というストーリーは古今東西どこでも使われているような洗脳手法です。カルト宗教でも使ってます。
 
情報収集も大事なことですが、「怠惰な心」についていったん考えなければならないと感じました。
 

 
私自身「自分で調べよう!」とは言いますが、調べる人が調査する情報は、「信じたい情報」だけなんですよね。
 
信じたいものだけを信じ、信じたい架空のストーリーを思い描いて、他人と共有し、実際に現実に反映させる。支配層がやらなくても勝手に国民同士で対立して戦ってくれるんだから、支配層は笑いが止まらないでしょう(笑)
 
兵庫県知事の問題はまだしばらく続きそうですね。せっかく良いストーリーで返り咲いたのだからマスコミは放置しないし、それでまたアンチと支持者が延々と戦い続けるのです。
 

しかし情報を受け取ることは「同意」に近い…のかも?

 
「情報の取捨選択が大事」だとスピ系も陰謀論系も言いますが、結局どこからも知性のある賢者は誕生していないように見受けられます。やっぱりどうしても自分の思い描いたストーリーが欲しいんだな、とSNSを見てて思いました。
 
 
テレビを見ると馬鹿になると言われた時代はもう終わっていて、次は「SNSを見ると馬鹿になる」時代が既に始まりつつあります(笑)
 
 
ところで、SNSの次に流行する媒体って一体何になるんでしょう。
 
個人個人が発信力を持ち始めるようになったからSNSがきっと最終手段なのかな…と勝手に思っているんですが、今の時代誰が見ても明らかに泥仕合で地獄で行き詰まっているのが分かるのに、この先何がどう流行するんだろう?とふと疑問に思ったりもします。
 
 
テレビが嫌い、マスコミが嫌い、というのはもう完全に浸透してこれからはSNSの時代だとか言われますが裏取りしていないのはどっちも同じ。
 
また別の暗黒の時代になりそうな気がします(笑)インフルエンサー次第でなんとでもなるし、そこまで大きな影響力が無くても情報拡散で嘘が本当になる時代でもありますから。支配がより一層楽に単純になっているように感じますね。
 
 
もう思い切って全ての情報を信じない、という方法でもいいのかも知れない(笑)
 
自分に出来る事はこういった楽な方向に流される「怠惰」と向き合うことで、SNSを拡散して悪人と戦うことではありません。過剰にフィクションを受け取らないことも大事です。脳のデトックスですね。
 

 
私達が取り入れるべき情報って実はそんなに無くて、天気か交通情報くらいのものでしょう(笑)
 
兵庫県民にとっては重要な問題であったからより一層「立ち向かうべきだ!」と奮起して選挙に行ったのかも知れません。でも結局PR会社の承認欲求のせいで振り回されて、結局あの選挙は何だったんだっていう。承認欲求がもし無かったとしてもPR会社を使ったのは間違いないですから、やっぱり選挙は茶番だった、ってことになります。
 
 
やっぱりQanonにしてもそうですが、「裏で悪人と戦っている」「孤独に立ち向かっている」というストーリーは強い。脳に強烈な刺激を与えてしまって、それが事実かどうかはもう誰も議論しなくなりました。
 
兵庫県知事アノンが続々誕生しそうです。この調子だと。
 
 
ここ数日間の報道を見るだけでも、本当に現実で利権と戦っているかどうかは置いといて「物語に簡単に乗せられるのは危険だな」と危機感を覚えました。それだけでも勉強になります。物語があればカルト宗教でも何でも操れるのですから。
 
 
 

黒塚アキラ

誰か特定の秘密結社・魔術団体が敵なのではなく。自分自身の怠惰こそが敵。昨今のスピリチュアル・陰謀論は「世界」を敵として設定する内容が多すぎる。実際は自分の生活に何も起こっていないのに。

 
ここまで記事を読んでくださってありがとうございました!
 
 
 





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