江戸時代最高の観相家・水野南北が提唱「節食開運説」とは?
健康と開運は両立できる!その心得を学ぶ。
こんにちは、黒塚アキラ(@kurozuka_akira)です。開運・願望達成・健康を両立させる食事方法について、注目しています。やっぱり、まずは健康第一ですね。腹八分=少食はいつか書こうと思っていました。
少食はスピリチュアル的にいっても絶大な効果があります。腹八分と昔の人は正しい事を言っていたんですね。スピリチュアルな人間になりたい、ダイエットしたい、健康になりたい人にはピッタリの内容です。
仕事で心身に不調が出た時、健康がどれだけ尊くてありがたいことかと感じました。
「節食開運説」の少食を行うことによる効果とは?
少食が開運や願望達成に繋がるなんて知りませんでした。一度知ったら試さずにはいられません。健康と開運と願望達成が叶えられるよう、意識して食事しなければならないと思います。
水野南北は家憲(家訓)として、「人の貴くなること、また賤(いや)しくなることは、みな飲食のつつしみにあるべし」と、おっしゃっています。
すぐに食生活を慎まなければなりません。自分の人生を真面目に考えるなら食生活の事は避けて通れません。ある意味、一番身近で、安全で効果も高い願望実現法ではないでしょうか?健康にもなれて開運できるなんてお得です。
水野南北は観相学の大家でしたが幼少期は荒れていて、牢屋に入れられていた事もありました。その後、易者に「剣難の相が出ている」と言われた事がきっかけで、食事を節制することとなります。節食のおかげで剣難の相が消えたことで観相学に興味を持つようになりました。
どんな偉人にでも必ずこんな時期があるんですね。一度どん底にまでたどり着く事で急激に価値観が変わり、その結果運命や人生も大きく好転する事ができるのだと思います。
剣難の相が消えたことに驚いた易者は、「食を節することは天地に陰徳を積むことであり、それにより知らず知らずに天録が書き換えられ、相まで変わったのだ」と語ります。
晩年は皇室の贔屓も受けた事も記録されているのを見ると、牢屋に入るほどの荒くれ者でも食事を節制する事で大きな名誉が得られる事を証明した人物でもあります。
皇室にまで認められる人物になれたのは、水野南北が努力して節制し徳を積んできたからですね。
また、過去がどんな人物であったとしても受け入れられるという皇室の懐の広さを有難く思いますね。このような人物が同じ国に実在していた事はとても幸運な事です。
「節食開運説」の概要
- 食事の量が少ない者は、人相上不吉な相であっても、運勢は吉で、それなりに恵まれた人生を送り、早死にしない。とくに晩年は吉。
- 食事が常に適量を超えている者は、人相学上から見ると吉相であっても調いにくい。
- 手がもつれたり、生涯心労が絶えないなどして、晩年は凶。
- 常に大食・暴食の者は、たとえ人相上は良くても運勢は一定しない。
- もしその人が貧乏であればますます困窮し、財産家であっても家を傾ける。
- 大食・暴食して人相も凶であれば、死後入るべき棺もないほど落ちぶれる。
- 常に身のほど以上の美食をしている者は、たとえ人相が吉であっても運勢は凶。
- 美食を慎まなければ、家を没落させ、出世も成功も覚束ない。
- まして貧乏人で美食をする者は、働いても働いても、楽にならず、一生苦労する。
- 常に自分の生活水準により低い程度の粗食をしている者は、人相が貧相であっても、いずれは財産を形成して長寿を得、晩年は楽になる。
- 食事時間が不規則な者は、吉相でも凶。
- 少食の者には死病の苦しみや長患いがない。
- 怠け者でずるく、酒肉を楽しんで精進しないものは成功はない。
- 成功・発展しようと思うならば、自分が望むところの一業をきわめて、毎日の食事を厳重に節制し、大願成就まで美食を慎み、自分の仕事を楽しみに変える時には自然に成功するであろう。
- 人格は飲食の慎みによって決まる。
- 酒肉を多く食べて太っている者は、生涯出世栄達なし。
やらないと損、やらない意味が無いですね。現代に通じる健康法ですからしっかりやり遂げたいです。
少食で開運や願望達成が可能!?
食事を抑えるだけで開運への道が開けるのなら、やるしかない!水野南北は、「運が悪くて難儀ばかりしているが、神に祈れば運が開くでしょうか」と問われ、以下の様に答えています。
他にも開運の秘訣として以下のようなものがあります。
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毎朝、昇る太陽を拝む。
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朝は早く起床し、夜は早めに就寝する。
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夜に仕事をすることは大凶。
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衣服や住まいも贅沢すぎるものは大凶。
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倹約は吉であるが、ケチは凶。
という事も説いています。
規則正しい生活・早寝早起き・贅沢は禁止が大事ですね。まずは早寝早起きから・・・(笑)平日・休日関係なく早寝早起きを実行したい。出来ることからすぐに始めていきましょう!
少食で願望達成を行うには?
水野南北氏は以下のように説いています。
「真心を込めて祈らなければ、神は感知してくれない。真心を込めて祈るとは、自分の命を神に献じることである。
どうするかというと、いつもご飯を三膳食べる人なら、二膳だけにしておいて、一膳を神に献じる。
といっても本当に一膳分を神棚なら神棚にお供えする必要はなく、心の中で念じればよい。
自分が祈りを捧げたい神仏を想い浮かべて、その神仏に向かって、『三膳の食のうち一膳を捧げます』と言う。
そうして自分で二膳を食べると、その一膳は神仏が受けとってくれる。そうすれば、どんな願いごとでも叶えられる。小さい願いごとなら一年で、普通の願いごとなら三年、そして大望は十年で叶うのである。」
世の中には多数の願望実現法がありますが、ここまで身近で簡単にできる方法は無いのではないでしょうか。少食というと、「貧しい」「苦行」というイメージを持たれがちかも知れません。
お腹も空きますし、豪華な食事もできない。なぜこんな事を行わなければならないのか・・・と考えてみたくもなります。個人的には、『少食を行うことは神に力(一膳=パワー)を与える』のではないかと考えています。
食事は動物・植物・人間問わず生命の源になります。神より人間が上の立場では無いと思いますが、神に力を与える事が自分に還ってきて大きな名誉や成功を得る秘訣だと解釈しています。
少食と開運の関連は奥が深い!
人間の三大欲求の中に「食欲」が含まれていますが、これを自分で管理する事で今後の道が開けるとしたら挑戦するべきです。水野南北が唱えている「節食開運説」は、現代人が知るべきなんです。
多くの方々にこの内容が広まっていって欲しいと願っています。
自分自身との戦いという面もありますが節食に慣れていけばこちらの方が体の負担も少なく、楽しく生活できそうな気がします。日々の食事で運勢や吉凶が決まるなら、もう節食を実行するしかないです。
美食が100%悪い事では無いと思いますが、美食によって病気を患う人も多いですしあまり良いことは無いでしょう。その日その場だけの欲を満たす事に気を取られて今後の人生を見失ってしまうのはとても勿体ないことです。
今後の人生の目標を考えたら「食事の仕方」について改めて考えなければならないと感じていました。そのタイミングでこの情報が飛び込んできたのは間違いなく引き寄せ(笑)
一日に3食の人も2食の人もいると思いますが、どちらの場合でも少食をする事で開運が目指せるようです。日々の積み重ねが開運に繋がるんですね。
食事の量を減らせば体の負担も減り、日々の活動が行いやすくなれば願望実現にもグッと近づきそうです。
少食・節食を始めたばかりの頃はお腹がよく空いたのですが、その状態は今まで贅沢してきた証だという事ですね。目安としては、自分の現状の生活水準よりも低めがよいのだそうです。
「節食開運説」を念頭に置いて毎日を大切に過ごしたい。
少食になれば、食べ物が原因である病気を生むこともありませんから長寿が見込まれます。何か大きな目標がある方はこの「節食開運説」を読み込んでみる事をオススメします。
水野南北は早寝早起きの大切さと開運の可能性を説いているのでこちらも実践してみたいです。
毎週のように気を付けていますが、毎日の日課がすぐに終わらなくて結局遅くなりがちです。平日は割と規則正しく寝ているんですけど・・・。だけど「節食開運説」が示す通り、「早起きは三文の徳」という言葉は本当に正しかったんですね。
願望達成に近づく事は、当たり前の事を当たり前に実行し続ける事かも知れません。
ここまで記事を読んでくださってありがとうございました!