呪術廻戦、ついに完結しました。
初連載で1億部発行という超絶大流行漫画。
こんにちは、黒塚アキラ(@kurozuka_akira)です。
物語の展開は批判が多かったですが、最後はやんわりと良い着地点を到達出来て、これはこれで良かったんじゃないでしょうか。宿儺が敗北してどんな選択をするのか?と気になっていたので、良い終わり方だと思います。
ただ、やっぱり最終回にたどり着くまでの展開ですよね…問題は(笑)
初連載で1億部発行、という物凄い快挙でしたから重圧があったことは想像に難くありませんね。鬼滅の刃も凄かったけど呪術も凄い。やっぱりダーク系の和風ファンタジーは鉄板です。
一部では病気なのでは?と噂されたこともありましたけど、展開うんぬんに関わらず、毎週連載を続けるなら体がバッキバキに凝って疲れますよね…(笑)普通のデスクワークを1日やるだけであんなに疲れるのに。
漫画制作となったら病気になるのは既定路線、な感じもあります。
だからこそ、漫画家の労働環境は出版社側が配慮して欲しいものです。いくら読者が声を上げたって変われるものじゃないんだから。ちゃんと管理するのも仕事では?と。
重病の末に未完で終了、なんてことは絶対にあってはならない。そのあとの続きの話を他人が描いたって面白くなるわけないじゃないですか(笑)
あと、ゲームや映画の監修しなくていいから早く原作を進めてほしいです。そっちで原作より先に小ネタを仕込むじゃなくて。「いやいや、だから原作を進めてよ」って感じで。
程よく休んで、健康的に働くことで漫画1本1本の質が高まると思うし。展開次第で、今の読者はあっという間にその作品から離れますからね…(笑)
最終回の考察は楽しいけど…最終戦の展開は批判が多かった。
考察は楽しいけど…正直、考察の余地が無いくらいしっかり描き切って欲しいなという気持ちもあります。最近の漫画は考察ありきで困る(笑)
読者に深読みさせて「すげ~名作」感を出す作品ばかりが多いなか、呪術廻戦は人間の心理描写がかなり巧みで初連載とは思えないほどでした。
でも最終決戦の評判は一気にダダ下がりで単行本の売り上げに大きく響いていたとか…。それでもなんとか最終回まで無事に辿り着いたことに感謝をしたいです。
健康問題などで原作が進まなくて長期休載…となると読者は離れていってしまうし。
こういった、数々の連載作品のお決まりのような「休載パターン」もそろそろウンザリ。しっかり休ませてあげてほしい。近年漫画の質がうなぎ上りに向上していくなか、更に水準の高い質が求められます。
百葉箱って絶対に北をむくように作るらしい。呪術の最終回にその百葉箱の中に裏梅と宿儺の合体した指があってドアが開いたってことは北に2人は進み出したっていう考察を見て震えてる。
#呪術廻戦最終回 pic.twitter.com/uu70MyQqSL— Asa•D•kazu (@kazu74087843012) October 1, 2024
宿儺が過去に選択しなかった違う生き方を選び今度は人の為に魔除けとして生きる道を選んだかの様なラスト。自分を負かした虎杖に対するケジメも取ってるし賛否両論あるだろうけど自分は良い終わり方だと思った。ありがとう呪術廻戦。 #呪術本誌 pic.twitter.com/dfU70EcyN2
— pagy (@L01KMnqFy612319) September 29, 2024
宿儺、めちゃくちゃ人間だった
自分にかけられた呪いを全部吐き出し切ったんだな…… pic.twitter.com/YuLOekzVxc— 二ラ蝶@シャンフラー (@canpishanfro) September 29, 2024
呪術廻戦の中では宿儺がいちばん好きなキャラだったので、彼のその後が見たいです(笑)
アニメ放送から入って原作を読み始めた人間ですから、アニメで動く彼を見たいという気もするし、いやでもそこまでの展開がグダグダ過ぎて見たくないという気もするしで…。どうしよう。
しかしここまでの超大流行作品がようやく最終回に無事に到達したことを感謝して、お祝いしなければなりませんね。
漫画家の地位と比べて労働環境がまだまだ劣悪なのでは?
今の時代は、漫画はもう「メインカルチャー」であり、一部の人だけという印象は既にありません。海外の認知度はすぐに高まり、アニメ化されたり売れたりするとあっという間に世界的コンテンツへ変化します。
つまり漫画家は「ジャパニーズドリーム」といっても過言ではないです(笑)アメリカンドリームよりは遥かに障壁が低いです。
鬼滅の刃や進撃の巨人などの過去の人気作の積み重ねのおかげで、ひとたび売れれば世界的に爆発力をもって影響を与えるようになりました。そんな今だからこそ、改めて労働環境を改善してほしいものです。
1つ作品が終わったと思ったら次から次へと人気作品が登場しますから、今の時代はまさに漫画の全盛期(笑)
呪術廻戦が終わりましたけど、また次の作品がすぐ宣伝され始めるのでは?と思います。だけど私たちは本当に作者の体調を心配しているし、いくら次から次へと出てくるからと言って消費されるだけで終わってほしくはない。
漫画のひとつひとつに世界があるし、それは作者が一生懸命考えて形になったのです。漫画家の労働環境を甘く見積もって欲しくありません。
どうか、漫画の制作環境や健康面の配慮が行き届いて欲しいと願っています。
賛否?ありましたが、最終的には落ち着いた最後でよかったんじゃないでしょうか。でも呪術廻戦の世界はまだ深堀出来そうなところもあるし…最終戦の展開がアレじゃなかったらもっと楽しめたかも。
ここまで記事を読んでくださってありがとうございました!